乳腺外科

日本人女性の9人に1人が乳がんに罹患すると言われていますが、乳がん治療に携わる乳腺専門医は全国で約2000名と少なく、検診、診断、治療において 十分な医療が受けらない状況にあります。
当院では日本乳癌学会乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医資格をもつ医師が、乳腺疾患全般の診療を行っています。
原則予約制ですが、緊急時や症状がある際にはできるだけ当日対応いたします。

代表的な疾患

  1. 乳腺疾患全般(良性・悪性)
  2. 良性疾患:乳腺炎、乳腺腫瘤(線維腺腫、良性葉状腫瘍など)
  3. 悪性疾患:乳房にできる悪性のしこり、腫瘍(乳がんほか)

特色と専門

専門医による画像診断

乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医が検診画像(マンモグラフィ、エコー)の読影を行っています。

一貫した治療

検診後、乳がんと診断された場合には手術、薬物療法(抗癌剤、ホルモン療法)、放射線治療を当院にて一貫して行っています。

積極的な乳房温存療法の実施

薬物療法を行い、乳房温存術を積極的に行っています。
腋窩リンパ節に転移がないと予想されるケースではセンチネルリンパ節生検術を採用しています。

迅速病理診断を用いたより適切な手術方法の選択

手術中の迅速病理診断を行い、転移があれば、拡大手術に変更、患者さんの病態に応じて、適切な術式を選択するようにしています。