リハビリテーション科

sample

リハビリ室
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、入院および外来のリハビリテーションを行っております。

施設基準:
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管疾患群リハビリテーション料(Ⅱ)
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)
がんリハビリテーション料
回復期リハビリテーション料(Ⅲ)

業務紹介

理学療法(Physical Therapy ; PT)

理学療法とは、寝返り・起き上がり・歩行等の機能回復を目的とした練習と指導のことを言います。当院には8名の理学療法士が勤務し、多種多様な疾患の患者さんに対し、早期離床を目指しつつ、安全に配慮したリハビリテーションを提供しています。心臓リハビリテーション指導士や呼吸療法認定士、福祉住環境コーディネーター、介護支援専門員の資格も取得し、より専門的な指導や練習を行っています。

ike

sakura


病院の庭の景色を楽しみながら屋外練習もしています

作業療法(Occupational Therapy ; OT)

作業療法とは、運動療法や作業活動を通して心身機能の改善を目指し、作業を行えるようになるための練習のことを言います。作業療法で行う『作業』とは、仕事や手工芸のほか、食事での箸操作や書字、トイレ動作や入浴動作など日常生活に必要となる動作も含みます。当院では5名の作業療法士が、退院後の生活を見据え、患者さん一人一人に合わせた「その人らしい生活」の再構築の手助けを行っております。

sagyou1

作業療法での作品

sagyou2

作業療法での作品(ズームアップ!!)

言語聴覚療法(Speech Therapy ; ST)・摂食機能療法

2名の言語聴覚士が勤務し、コミュニケーション障害に対する言語療法と嚥下障害に対する摂食嚥下練習を行っています。言語療法室は、木々の緑や花、池が望める見晴らしの良い部屋で、よりリラックスした環境で練習ができるようになっています。集団練習も可能な広い言語療法室もあり、必要に応じて家族の方が付き添いながらの練習もできるなど、一人一人に合わせた練習が行えます。

gengo_room

gengo


対象疾患

● 大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、その他骨折
 整形外科専門のリハビリテーション医とのカンファレンスも充実しており、数多くの骨折に対応しています。

● 膝関節靭帯損傷(ACL損傷等)、アキレス腱断裂などの外傷
 スポーツ整形外科専門医の指示の下で、術前指導から術後練習、外来フォローまでを行っています。

● 腰痛・下肢痛・肩痛・頸部痛
 関節運動学的アプローチ(AKA)を取り入れた運動療法により、疼痛軽減に効果を上げています。

● COPD、間質性肺炎などの呼吸器疾患
 呼吸練習、排痰練習だけでなく、適切な歩行距離・歩行スピードでの歩行練習や、息切れを起こさない日常生活動作の練習なども行っています。

● 心筋梗塞、狭心症、心不全、閉塞性動脈硬化症などの循環器疾患
 心肺運動負荷試験(CPX)で詳細評価を行い、適切な運動処方をしています。心電図モニタリング下で運動を行いますので、安全に、かつ効果的な心臓リハビリテーションができます。外来でリハビリ通院することも可能です。

yuusanso

モニタリング下での有酸素運動

CPX

心肺運動負荷試験(CPX)

● がん、肉腫
 術前術後から緩和ケア、環境調整まで、患者さんの状況に合わせた個別性の高い介入を行っています。

●脳血管疾患後遺症
 重度麻痺の方にも対応できる埋め込み式トレッドミルや免荷式装置を設置し、運動機能・バランス機能が低い段階から歩行練習ができるように工夫しています。

turi_tred1

turi_tred2


埋め込み・吊り下げ式トレッドミル

回復期リハビリテーション

当院には16床の回復期リハビリテーション病棟があります。回復期リハビリテーション病棟入院中の患者さんには、日曜を除く毎日(祝日を含む)2時間程度の個別リハビリテーションを提供しています。個別リハビリテーションの他に、集団での立ち上がり練習や集団リハビリテーション、レクリエーションも行っており、機能の改善に大きな効果を上げています。

kaifukukiriha1

緑を見ながら開放的な集団練習

kaifukukiriha2

回復期リハビリテーション病棟

入院時に軽症の方(日常生活機能評価3点以下)は、約90%がご自宅に退院されています。入院時に中等度の障害がある方(日常生活機能評価4~7点)は、75%の方が軽症まで改善されています。入院時に重症の方(日常生活機能評価8点以上)は、32%が軽症まで、37%が中等症まで改善されています。重症者を含めても70%以上の方が、ご自宅に退院されています。

graph1

graph2


graph3

より良い入院生活を送っていただき、高い入院効果を上げるために、全国国民健康保険診療施設協議会作成の評価を一部改編した独自の評価(暮らしぶり評価)を行っています。この評価は、客観的評価(職員による評価)と主観的評価(患者さん自身の評価)があり、各項目1~4点で、点数が高いほど一般的には暮らしぶりが良いと判断されます。

以下のグラフの通り、当院回復期リハビリテーション病棟入院中に多くの改善が見られます。

line_graph1

line_graph2