内科・生活習慣病

「内科」の対象となる疾患は極めて多く、当院で専門分化している呼吸器、循環器、消化器以外にも、肝臓疾患、代謝疾患、内分泌疾患、感染症、腎疾患、アレルギー・膠原病、血液疾患など幅広い領域の疾患があります。実際に患者さんが病院を訪れる際には、なんらかの症状に不安を感じて来院されます。内科ではその症状を手がかりに患者さんの声を聞きながら適切に問題点を探りだし、その問題点に優先順位をつけてそこに潜む疾患を迅速に見出し、より良い解決を求め努力をしております。血液疾患など当院に専門医がいない疾患については専門病院を紹介しております。また、生活習慣病外来、糖尿外来は専門分化して開設しており、糖尿病、肥満症、脂質異常症などの治療や指導を行っております。

代表的な疾患

メタボリックシンドローム

近年、日本人にも肥満の人が増えてきていますが、肥満のうちでもお腹に脂肪がたまる内臓脂肪型肥満(内臓脂肪蓄積)が動脈硬化を進行させる原因のひとつであることがわかってきました。内臓脂肪蓄積があれば、糖尿病や高脂血症、高血圧などが起こりやすくなり、しかもこれらが重複すると、動脈硬化を進行させる危険が高まると言われています。メタボリックシンドロームとは、こうした内臓肥満に高血圧や高血糖、脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態のことを言います。単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームにはあてはまりません。

日本の健診では、ウエスト周囲長の基準値を男性85cm/女性90cmと定め、これを超えて血圧・血中脂質(HDLコレステロール・中性脂肪)・血糖(あるいはHbA1c)のうち2項目以上が基準値を超えるとメタボリックシンドローム、1項目であれば予備軍として判定しています。ウエスト周囲長のよく聞かれる疑問として、「なぜ男性よりも女性の基準値の方が大きくなっているのか?」ですが、女性は男性よりも皮下脂肪がたまりやすく、同じ量の内臓脂肪がたまっていても皮下脂肪の分だけウエスト周囲長が大きくなるからです。

メタボリックシンドロームの最大の危険は、手遅れになるまで症状がほとんどない点にあります。本人はとても元気で病気のことを意識していない、もしくは無関心でいるうちに、動脈硬化が進行して、ある日突然心臓発作や脳卒中を起こし、日常生活に支障を来たし、最悪のケースでは不幸な転帰をとる人も少なくありません。これを防ぐためにも、年に一度は健診を受け、メタボリックシンドロームに該当すれば、生活習慣病外来を受診し、食事・運動などの生活習慣改善指導や必要な検査、治療を受けることをお勧めします。


【生活習慣病外来が担当する、その他の病気】

 ・糖尿病
 ・脂質異常症
 ・肥満症
 ・高尿酸血症

医師のご紹介

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診療技術部長
外来科長
感染対策室長
西谷 肇
(にしや はじめ)
診療部門 内科
略歴 群馬大学医学部卒
1978年 医師免許取得

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保生の森施設長
第二内科長
木村 幹男
(きむら みきお)
診療部門 内科
略歴 東京大学医学部卒
1972年 医師免許取得
1979年 医学博士取得
認定資格など 日本医師会
認定産業医

日本化学療法学会
抗菌化学療法指導医

日本渡航医学会
認定医療職

インフェクションコントロールドクター
(ICD)

International Society of Travel Medicine
(国際旅行医学会)
Certificate in Travel Health
(旅行医学認定医)

米国ECFMG試験合格(1972年)
ロンドン衛生熱帯医学校短期研修終了(2000年)